「じゃあオレの教室ここだから。」


潤とは違うクラスだから、廊下で別れた。


私が自分のクラスに行こうと廊下を歩いてると…


何人かの女子が私に話し掛けて来た。


…何だろ。


「三上 鈴ってアンタ??」


「えっそうだけど…。何か用??」


「何か用??だって。惚けても無駄よ。アンタ、潤君と付き合ってるんだって??」


はっ私が潤と??ありえない!?


「誤解だよ。私と潤はそんなじゃないよ。」


「嘘よ。だったら、この写真は何よ!!」


ファンの子達はそう言って、写真を私に叩きつけた。


…何、これ。