「もうッ、潤って本当に嫉妬深いんだから。」 「だって心配だし…。」 「大丈夫だよ、私が好きなのは潤だけだから。」 「そっか、呼び止めてごめん。」 「ううん、言ってくるね。」 私は潤から離れて、一樹君の元に向かった。 潤のクラスは私のクラスと離れてるから、割と遠い。 潤のクラスに着くと、一樹君と目が合った。 一樹君は私に気付いて、こっちに来てくれた。