私は潤に近寄って、潤に抱き付く。 潤は余りにも急でビックリしたのか、思考停止。 由香を除く、それ以外の人達は…黄色い悲鳴を上げている。 「こッ、これはどういうことですか!?会長!!」 ファンクラブの副会長らしき人が騒ぎ立てる。 それでも由香は冷静で、表情も変えずに言った。 「そのままの意味です、潤君には鈴と言う彼女が居ます…だからファンクラブはもう解散です。」 「そんなの…おかしいです!!ファンクラブのルールに合っていません!!潤君は皆のものですッ!!」