～鈴side15～



「由香ーｯ!!寂しかったよー。」


次の日、私は教室に居た由香を見て飛び付く。


「わｯ!!ビックリした、１日休んでただけでしょ??大袈裟なんだから。」


呆れてる由香を見て、クスｯと笑う。


「??鈴、どうかした??」


「こうやって由香と、話してる時間って…私にとって、もの凄く大切なんだなぁって思ってさ。」


「急にどうしたの??」


「あのね、昨日由香が休んでる時…とっても不安だったの、学校には私の味方は居ないんじゃないかって。」


「何言ってるの、鈴には潤君が居るでしょｯ!!」


「そうなんだけど…潤とはあんまり学校では話さないし、話しても皆の視線が恐くて。」