一樹君は軽く手を降って、去っていった。 私は何だか嬉しくなった。 だって、一樹君が由香の事を好きだって言ってくれたから。 一樹君が由香の運命の人だったりして。 私は廊下を歩きながら、1人で盛り上がっていた。