私が家の前に着くと…見覚えのある、後ろ姿があった。 どうして…潤が家の前にいるの?? 私は咄嗟に逃げようとしたら… 私に気付いたのか、潤は追いかけて来た。 私は必死に走ったけど…直ぐに追いつかれて、手を掴まれた。 「鈴…待って、話があるんだ。」 「話なんて聞きたくない、手…放して!!」 「放さない、オレは鈴が好きだから。」 「嘘つかないで!!昨日見たんだから…キスしてるとこ、彼女居るんでしょ??」 「あれは誤解、女が勝手にしてきただけで。」 「…もういい、放して!!」