「そんなに見つめてどうしたの??私の顔に何かついてる??」 オレはベタなセリフを言う女がウザくて、無視して歩きだした。 「潤君、もしかして照れた??照れた潤君も可愛いよ。」 そう言って、女は腕に絡み付いてくる。 「そういうことすんの、止めてくんねぇ。」 「あッごめん。」 オレは謝る女を見もせずに、河原に向かって…やっと着いた。 懐かしいな…何年振りっていう位、行ってなかったな。