――次の朝


「ふぁああぁ~、よく寝たぁ。」


昨日気合いを入れて早く寝たせいか、目覚めが良い。


よしッ、準備しよっと。


今日はいつもより早めに起きたから、少し時間がある。


だから、余裕をもって準備が出来た。


「準備完了ッ♪♪」


私は制服に身を包み、玄関に出る。


そしたら、お母さんに呼び止められた。


「鈴、学校行くの??潤君は??」


「潤はまだ寝てるんじゃない…??」


「そうなの…残念、潤君に会えると思ったのに。」


「家に行けばいいんじゃない、隣でしょ??」