~鈴side10~



――あれから重い空気が部屋に流れて…。


由香は沈没を破って「私そろそろ家に帰るねッ。」と言って家に帰て行った。


私は今も何が起きたのか分からずにいた。


私、明日からどうやって潤と顔合わせればいいのか分からないよ。


家、隣同士なんだよ??


「はぁーッ。」


思い切り溜め息をついた後、私は気が付いたら眠りついていた。