「そろそろ、委員会を決めます!!」

先生の声を聞いて、みんなざわつく。

あぁ、何に入ろうかな??海竜君と同じがいいなぁ♡って、ひそかに思ってる あたし。

海竜君は、何に入るのかなぁ?と思って、ちらっと 海竜君を見てみたら

ぱっと、目が合った。一瞬、ドキッてなって 心臓飛び出るかと思ったぁぁぁ。

海竜君は、優しい笑顔で微笑んでくれた。どういう反応をしていいか分からなかったから

とりあえず、軽く頭をさげようとしたら、

『な・に・に・は・い・る・の』

って、口パクであたしに言ってきた。

なんて、返そうとオロオロしてると 海竜君に笑われた。あの、初めて会った

あの日みたいに…。その笑顔と笑われてるということにあたしの顔は、りんごみたいに

赤くなっていると思う。自分でも分かるぐらいに。。

とりあえず、適当に

『ほ・け・ん・で・す』

って、言った。