自分のとてつもない情けなさに 
押しつぶされそうになった。 
 
「あのさぁ。」 
 
隣人が2つ目のことばを空気中に投げ出した。 
 
眉をひそめて、苦笑いをしている。 
 
 
「あ。」 
そういうしかなかった。 
事実、自分は愚かなことをしていた。 
 
人の話を聞いてなかった上、 
 
完全なる無言を数秒間…いや数分間かな。 
 
していたのだ。 
 
他人からみれば変人でしかない。 
 
どうしよう。 
 
このこと 皆に言いふらされたら… 
 
たまんないよなぁ。 
 
だって、いまですら 
 
自己紹介で大失敗を成し遂げているのだ。 
 
なおかつ、変人扱いなんて…。 
 
 
無理っす。