キミだけを。



ぐぅぅぅぅ

お腹が鳴った。

今日朝も昼も食べないで
ずっと寝てたからな…


「お腹空いた…」


あたしはポツリと呟いた


「俺も腹減ったぁ!!」


「そうだね」


「何か食い行く?」


「はい?」

なんであたしが
涼太なんかと…


「俺ハンバーグ食いたい!」


「勝手に食べなよ」


「えーー!!!」


「じゃあ…電話切るね」


「えっっっ!?」


「じゃあね~」


「ちょっ……」


プッツ…プープー…

あたしは涼太が言い終わる前に
電話を切った。



さて…


何食べよっかなぁ…