「ねぇ、なんで最近の嘉が機嫌悪かったの?」 「あ…いや…いろいろ……な。」 いろいろって何よ。 隠されると気になる。 しかもいつも自分を隠してる嘉のこと。 あー気になる! 「ねぇ、いろいろって…」 「侑希ちゃん。」 ん? 私が楓に聞こうとしたとき、嘉が私の言葉を遮った。 「どうかしたの?」 嘉を見ると 「ちょっと…話があるんだ。」 そう言った嘉を、他の4人は驚いたように見ている。 「いいわよ…。」 そう返事を返すと、嘉はソファを立った。 そして、私の手を引いて屋上を出た。