結局私は午後の授業をサボって、その日は直接家に帰った。
明日は、休日だ。
だけど、休日も当たり前のように城に行く。
まぁたいしてすることもないから良いんだけど。
私はパソコンを開き、様々なニュースを見る。
…大きな事件とかはない。
つまり、裏の殺人事件とかは、ない。
それも、私が仕事をしてないからかもしれない。
裏の世界から月華が消えたと知れば、大勢がその消息を調べるのに時間を費やすだろう。
だから、原因不明の事件なんかが減る。
私は時間を忘れて情報に目を通した。
開けっ放しの窓から風が入ってくるまで、日が暮れたことにも気づかなかった。
今日は、寝よう。
私はしっかりとカーテンを閉めて、眠った。



