テストも無事済んで、普通のある日。 四人は蓮の家に行くべく、そろって歩いていた。 嘉が珍しく夜も大丈夫だというので、その時は夜の公園に入って話しをしていた。 すると。 「ん〜?中坊がこんな夜になにやってんだぁ〜?」 聞いたことのない、声がした。 「恋の相談かぁ〜?俺様が聞いてやろうかぁ?」 男は、ダラダラと歩いてくる。 「うっせぇな〜。 オッサンは黙ってろよ。」 そう言うのは李玖。 「ぁぁん?オッサンだと〜?」 男は少し声を低くして近付いてくる。