蓮は自転車をひっぱり出してきて、後ろに楓を乗せる。 そして自分も乗り、二人乗りで小学校へと向かった。 学校につくと…… 「楓っ!!!」 圭祐が叫びながら走ってくる。 楓は寝不足でふらふらする体を一生懸命動かして蓮の後ろに隠れた。 「久しぶり!楓!!」 圭祐さキキッと蓮の前で止まり、満面の笑みを向ける。 そして、蓮が口を開いた。 「じゃあ、楓頼む。放課後またくるから。」 と何やら圭祐と話をして踵をかえした。