華〜ハナ〜Ⅰ【完結】




蓮は圭祐をチラッと見て、後ろにいた女の子に声をかけた。



「梨羅、俺はこの人たちと話をするから、今日はもう帰りな?」

「イヤっ!蓮、今日は喧嘩しないって言ったもん!」

「喧嘩はしないから。」

「イーヤっ!!」

「はぁ…明日、プリン持っていくから。」

「……プリンとアイスもね?」

「ああ。」

「早く帰るんだよっ!!」




会話は終了したようで、リラと呼ばれた女の子は車の方に走って行った。





「悪ぃ。なんか用?」


蓮は女の子を見送ると圭祐を見た。




圭祐は蓮に話し掛けられて、なぜか涙ぐんでいる。

ふと見ると、後ろにいたバスケチームの子達も。



なんだ?と楓が思っていると…




「琉川蓮士さんですよね!?」



圭祐が目をキラキラさせながら言った。