蓮は圭祐をチラッと見て、後ろにいた女の子に声をかけた。
「梨羅、俺はこの人たちと話をするから、今日はもう帰りな?」
「イヤっ!蓮、今日は喧嘩しないって言ったもん!」
「喧嘩はしないから。」
「イーヤっ!!」
「はぁ…明日、プリン持っていくから。」
「……プリンとアイスもね?」
「ああ。」
「早く帰るんだよっ!!」
会話は終了したようで、リラと呼ばれた女の子は車の方に走って行った。
「悪ぃ。なんか用?」
蓮は女の子を見送ると圭祐を見た。
圭祐は蓮に話し掛けられて、なぜか涙ぐんでいる。
ふと見ると、後ろにいたバスケチームの子達も。
なんだ?と楓が思っていると…
「琉川蓮士さんですよね!?」
圭祐が目をキラキラさせながら言った。



