蓮が部屋から出てくるとその手の中にはたくさんの教科書があって。 「これ、楓と同じ?使えねぇ?」 と聞いてきた。 それは確かに楓が使っているものと同じ。 「蓮っ!ありがと!!」 楓は満面の笑みで言った。 それから食器を片付ける。 「それ、そこに置いとけばいいから。」 という蓮の言葉に意味が分からなかったものの、言われた通りに楓は食器をシンクに置いたままにした。 「じゃー行くぞ〜」 蓮がケータイを開いて言う。 二人は靴を履いて家を出た。