「俺はいいや〜。着替えてくる。 楓も着替えるだろ?」 楓が頷くと、部屋に消えていった。 「ほい、学校行くんだろ?」 ソファに服をバサッと投げ、部屋の中から蓮が言った。 「行くよ!」 そう言ってから、楓はハッと気付いた。 教科書がない。 「蓮!俺教科書持ってなかった!」 学校行けない、と思いながら蓮に言うと。 「だから俺が探してんだよ〜。 …あ〜あったあった。」