次の日。 カーテンのない窓からの光で楓は目を覚ました。 「ん…まぶし…」 部屋を出ると、ソファに寝転がって蓮が寝ていた。 作り物みたいに整った顔は、本当に生きているのか心配になるほど。 スースーと寝ている蓮のために、楓は朝食を作ろうと思ってキッチンに立った。 ずっとエリカとすれ違った生活をしていたせいで楓は人並みの料理が出来るようになった。 楓が作ったのは 豆腐とワカメのお味噌汁と目玉焼き。 ご飯があるのを確かめると、蓮が起きるのを待った。