華〜ハナ〜Ⅰ【完結】




楓はただボーッとしていた。



今頃エリカは何してるかな、とか

これからどうしようかな、などいろいろ考えていた。



「あれ、楓まだ寝てねぇの?」




不意にそう言われて、そっちを見ると上半身裸の蓮。


腹筋はうっすらと割れていて、いくつか痣があった。



「ドライヤーちょうだい。」


蓮にドライヤーを渡すと、蓮は素早く髪を乾かした。




「ねぇ蓮…俺、学校どうしよ。」


「あ?学校?楓、学校行ってんのか。」




楓の問いに対する蓮の答えは意外なものだった。