――――― ――――――― ――――――――― 「侑希、まだ聞いてくれる?」 私の顔を覗き込みながら楓が聞いてくる。 楓は話しながら目に涙を浮かべていた。 私は…… いろいろな思いを巡らせていた。 「侑希……?」 「ああ…ごめんなさい。 聞くわ。ゆっくりでいいからね?」 「その日以来、しっかりエリカと会話をしたことはないよ。 ちょっと話は飛んで… あれは小6の秋だった。」 そう言って、楓は再び話しを始めた。