「鈴堂くん…好きです!」
五年生になった楓は、もともと綺麗な顔をしていたし、圭祐のおかげでいろんな人と話すようになったため、とてもモテていた。
告白も一日に3回もされるときもあり、圭祐と並んで小学校のアイドル的な存在だった。
「…ありがとう。」
その日もある女の子に告白されていた。
「っ!じゃあ…あたしと付き合ってくれますか!?」
「…いや、ごめん……。」
「…うわぁぁんっ!!」
こんな風に、目の前で泣かれる事もしばしば。
この頃から楓は女を“ウザい”“気持ち悪い“と思うようになった。
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