「俺忘れたんだよな〜! しかもあの先生怒ったら怖いって聞いたし。 まぁ、明日持ってくればいいよな?」 突然同意を求められたことに戸惑いながらも楓は「うん…」と答えた。 「なぁ、楓って呼んでいーか? 俺は圭祐‐ケイスケ‐だ!」 「けーすけ…」 「そ!渡辺圭祐だぞ〜!! よろしくな!楓!!」 「よろしく…」 圭祐は小学三年生にしては背も高く、どこか大人っぽい男の子だった。