私はスースーと寝息をたてるユズキの頭を撫でた。
ふと耳を澄ますと、バタバタと人が走る音が聞こえた。
バタバタッ
ガチャッ
私は開いたドアを見た。
そこには、驚きと心配、焦りの含まれた表情をした蓮士、嘉、李玖、楓、結都の姿。
「侑希……大丈夫か?」
少し、遠慮ぎみに楓が口を開いた。
ふわふわと髪の毛が風に揺れている。
「大丈夫よ。楓こそ…大丈夫なの?」
心なしか楓の顔色が優れない。
「……侑希っ!!」
泣きそうな顔をして、楓が私に飛びついてきた。
「どうしたのよ…楓。」
私の腹部に顔を埋めた楓の頭を撫でる。



