華〜ハナ〜Ⅰ【完結】





ビョォッ…………

バサバサッ………






台風かと思うような強い風が私を包んだ。



…風が、焦っている。





「…どうしたの。」



私がそう語りかけると




「……いた……いた……外に……今……

急に……現れたよ……会うなら……今…」



「合わないわ。大丈夫よ。」





私は風を操る

風は私自身




風は…私の心配をした。



風にも意思はある。