ブォン…ブォン… ガチャ…… 私はそんな音たちとともに目を覚ました。 ふと窓を見ると、そとはもう真っ暗。 私の頭はスッキリとしていて 脳は完璧に目覚めた。 ドアに目線を写すと、結都の姿。 「どうしたの?」 私はゆっくりと尋ねた。 「……起きてたのか?」 結都はそう、呟いた。 「今起きたのよ。立ってないで座ったら?」 私はドアの所で立ったままの結都に促した。 結都は私の隣のベッドに腰を下ろした。