ソファに座るとみんながそれぞれに思い思いのことをしだした。 結都と蓮士は雑誌を読み 嘉はパソコンを操作している 李玖は何やらケータイをいじっていて 楓は大きなあくびをして眠たそうにソファに身を預けていた。 楓が大きなあくびをしたせいか、私もだんだん眠たくなってきた。 だけどさすがに眩しい場所では眠れなくて、私は日陰に移動した。 嘉と蓮士がチラッと私のほうを見たけど、何も言わなかった。 私は日陰に座り込み、壁に体を寄りかけ目を閉じる。 するとすぐに眠りに落ちた。