すると部屋に ピピピピ……… という電子音が鳴り響いた。 すると4人はいっせいに立ち上がった。 「俺李玖よんでくる!」 と楓がまず部屋を出て行き、次に嘉、結都と続いた。 「どうしたの??」 私は4人のあまりの行動の早さに驚いた。 「学校行くぞ。」 蓮士が答えた。 ……学校? 行くの?? 「行かなきゃなんねぇ。 侑希も来い。」 蓮士はバイクのキーをチャラチャラと言わせながらドアへ向かった。 私は意味がよく分からないながらも蓮士に続いて部屋を出た。