守りたい、ねぇ…… はっきり言って必要ないと思う。 逆にこの人たちがいたら動きづらい。 「いいって。ホントに…。」 バンッ!!!!!!!! え? 私が断っていると、李玖がテーブルを叩いた。 何…………? どうしたのかしら? そういえば、珍しく李玖がしゃべってなかった。 「どうしたの?」 私は李玖の方を向いて、聞いた。 私の隣では楓が目を見開いて李玖を見ている。 「侑希は…何もしらないからそんなことが言えんだよ………。」 李玖は辛そうに… 震える声で言った。