―――――――――…… ――――――…… ―――…… 「侑希ちゃんが違うって言うなら信じるよ。」 嘉が呟いた。 自分に言い聞かせるように。 まあ私は、この人達に危害を加えるつもりはサラサラない。 「じゃあ屋上に戻ろうか。みんな待ってる。」 私は頷き、二人で教室を出た。