壱「あ”?なんだてめぇー」






千「別に・・・倒れてたから」






壱「ほっとけ・・・つーかお前誰だよ」






千「う~ん・・・千紘。あんたは?」






壱「お前まさか・・・舞冷か?」






千「あっ、知ってんだ?つか、その呼び方ヤメテよね」






壱「あっ、あぁ。俺は壱夜だ・・・」






千「そっか。いきなりだけど壱夜は大事なモノとかないの?」






壱「大事なモノ?」






千「うん。さっきケンカ見てたらなかなか良い動きしてたから勿体無いなぁ~って」






壱「何がだよ・・・別に大事なモノなんてねぇーよ」






千「1つ教えてあげる。人はね不思議と自分に大事なモノがあると強くなれるんだよ。それを必死に守ろうとして自然に強くなれるの」