「はぁぁぁぁ……いつまで続くんだろ、こんな生活」
深夜二時に起きている自分と宿題も終わってない自分に腹が立ってきた。
因みに妖魔の中でランク付けされていてみんなが思い描いている、
化け物と呼ばれるのはBクラスやAクラスの妖魔。
私たちのようにSAクラスの妖魔は、姿形は『人間』みたいなんだよね。
ガチャ……
部屋の扉を開けるといつも何か違う感覚を覚えた。
誰もいないハズの部屋の誰かがいるような……
「窓が開いてる――」
開けた覚えのない窓、絶対に鍵はかかっていたことは間違いない。
「よう!君がクラリス(妖魔の時の名前)だね」
「……どうしてその名前を!!」
部屋の明かりをつけるのは忘れていたことに今頃になって気付く。
誰かいる!!!!!
そう思って咄嗟に電気を付けた。
声の主の姿がやっと明らかになる。
出窓のところにちょこんと座ってこっちを見ている――
金髪で青い瞳の男の子。
年は同じくらいおだろうか……
「あんた……誰?っつーか!!!勝手に人の部屋に入り込みやがって!」
やばっ!!!つい……男口調がっ。
「ま、君が僕のこと知らなくても無理ないか……僕の名前は『スレイド』、君を迎えに来たんだよ」
深夜二時に起きている自分と宿題も終わってない自分に腹が立ってきた。
因みに妖魔の中でランク付けされていてみんなが思い描いている、
化け物と呼ばれるのはBクラスやAクラスの妖魔。
私たちのようにSAクラスの妖魔は、姿形は『人間』みたいなんだよね。
ガチャ……
部屋の扉を開けるといつも何か違う感覚を覚えた。
誰もいないハズの部屋の誰かがいるような……
「窓が開いてる――」
開けた覚えのない窓、絶対に鍵はかかっていたことは間違いない。
「よう!君がクラリス(妖魔の時の名前)だね」
「……どうしてその名前を!!」
部屋の明かりをつけるのは忘れていたことに今頃になって気付く。
誰かいる!!!!!
そう思って咄嗟に電気を付けた。
声の主の姿がやっと明らかになる。
出窓のところにちょこんと座ってこっちを見ている――
金髪で青い瞳の男の子。
年は同じくらいおだろうか……
「あんた……誰?っつーか!!!勝手に人の部屋に入り込みやがって!」
やばっ!!!つい……男口調がっ。
「ま、君が僕のこと知らなくても無理ないか……僕の名前は『スレイド』、君を迎えに来たんだよ」