最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

これって“俺様”ってヤツ?


私のタイプは、そうじゃないんだけどなぁ。


来栖くんみたいに優しくて、親切で……。あ、だったらやっぱり私は来栖くんが好きなのか……。


「ホラ、またボーッとしてる。美衣、そろそろ行くぞ」


カイトにうしろ頭を軽く叩かれた。


そっか、ボーッとしてたらいけないんだっけ。


「行くって……どこへ、ですか?」


「デートに決まってんだろ?」


デート……?


カイトは私の前にひざまずいて、ゆっくりと顔を上げた。