最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「ま、オレだけ楽しむっていうね。小さくて、抱き心地いいな」


「なっ、なんで自分だけ……」


「オレ、色んなタイプの女と付き合ってきたから。さすがに高校生はないけど、小柄な子とかこんな感じだったなーってな?」


「やっ、そんな、違う人と混同しないで下さい!!」


「あ、じゃあ現実の世界に戻ったら、マジで抱きしめていー?」


「はぁっ!?それも、ダメです!ダメダメダメーっ!

私には来栖くんが……」


わ。私もなんでこんな時に来栖くんの名前出してるんだか。


「そーだった。邪魔なアイツがいたんだなー。やっぱムリか。

そうか……じゃあ、オレはもう愛にも恋にも希望もてねーし、もう女なんて信じられねー」


カイトは私から離れ、しょんぼり肩を落とす。