最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「オレ、何年も騙されてた。

彼女は卒業してすぐ、オレなんかさっさと忘れて結婚してたんだよな。

なのに、連絡取ったときは『ずっと想ってた』なんて言うからさ……」


「ひどい……」


彼女はカイトの気持ちを弄んでたの?


「遠距離のときは確かに他の女と遊んでたけど、こっちに戻ったらアイツだけの為に生きようって思ってたのにな」


「どうして……遠距離になったんですか?」


「自分の夢を、追いかけたから」


カイトは顔を上げて、私の顔をじっと見た。


「……夢?」