最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

伏し目がちなカイトの顔が、すごくキレイで見とれてしまう。


雪が舞う夜空に、ふたりでフワフワと浮いている。


病院の屋上から見える夜景は、クリスマスのイルミネーションでピカピカ輝いていて、とっても素敵な日に思えた。


こんな状態でなければ……なんだけどね。


「彼女ぐらい、またすぐにできますよ。カイトみたいにキレイな顔の男の人、見たことないし……」


「は?あ、オレにちょっと興味持った?」


ニヤニヤ顔で近付いてくる。


「違いますーっ!今日カイトと初めて出会ったとき……吐く息が真っ白で、羽みたいに見えて

て……天使みたいだなって」


ハズかしいけど、言ってみる。だって本当に、天使に見えたんだもん。