だって…あまりにも綺麗で、壊れそうで。
放ってはおけなかったんだ。
近寄り見上げると、
彼は遠目で見るよりも、本当に綺麗な顔をしていた。
くっきり二重に長いマツゲ。口元が手で隠されているけど、
その整った顔立ちに、釘付けになった。
そして、その瞳は…潤んでいた。
指先から零れる白い息と、イルミネーションの光で
何だか天使を見たような気分になる。
放ってはおけなかったんだ。
近寄り見上げると、
彼は遠目で見るよりも、本当に綺麗な顔をしていた。
くっきり二重に長いマツゲ。口元が手で隠されているけど、
その整った顔立ちに、釘付けになった。
そして、その瞳は…潤んでいた。
指先から零れる白い息と、イルミネーションの光で
何だか天使を見たような気分になる。


