最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

カイトの、『まだ人間』っていう言葉に違和感を覚える。


今の私は……何?


意識はあるけど物体はない。


これは、人間では……ないの?


それに、みんなどうしてるかな。私が来なくて心配してるよね。


それか、もうこの場所を聞きつけて……来てくれた後?


「大丈夫か?」


カイトに肩を叩かれ、ハッと我に返る。


「幽体離脱してるときってな……生と死の狭間にいんだよ。

体とあの世、どっちもに繋がれた糸があって、どちらかが切れた時……行き先が決まる。


やたらボケっとしてると、すぐにお迎えが来るぜ」