最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

かなり本気で痛がってる。ちょっと笑っちゃう。


そういえば今日彼女に頬たたかれてたもんね。その感覚が再現されたんだ?


私にひどいこと言ったバツだもん。しばらく痛がってればいーんだ。


「ふふっ!元に戻れる方法、探して来ます。じゃあね」


幽体離脱って便利。


壁もスルリと擦り抜けた。壁を通るときの感覚は、ない。だって壁を通り抜けたこと、ないもん。


就寝の時間だからか、病室の向こうの廊下は薄暗く……不気味。


怖っ。


やっぱりまた病室に戻ってきてしまった。


案の定、ニヤニヤ笑ってるカイト。