最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「こんな話、聞きたくねーだろ」


「う、ううん」


「そっか。ありがとな……」


「そこまで好きって思えるのってすごいと思います。

私、好きって気持ちがどういうものなのか、わからなくて」


百戦錬磨のカイトにとって、私みたいな女はきっと想像の範疇を超えてるよね。


けどカイトは私をバカにするような顔をするでもなく、


コクリと1回、静かに頷いた。


「今日の…お店の廊下で会った彼、来栖くんっていうんですけど、付き合ってって言われて……。

私も気になってたんだけど、迷って…返事ができなかった」


「迷ったら、やめとけ」