最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

腰掛けた……っていっても、二人でフワフワと浮いているから寄り添ったとでも言うのかな?


「カイト……さんって言うんですね。教えてくれるのは、名前だけですか?」


「カイトでいい。なにが知りたい?

仕事は、カラオケ店の店員。趣味ドライブ。

好きな女のタイプは…オレに従順な女」


そう言って、私の顔を覗き込んでくる。


「なっ…なんなんですか?そんなこと、聞いてません」


「付き合った女は数知れず、経験値は聞くまでもなし」


なんなの……、聞いてないってば。


続けて話し続けるカイトを止めようと、口に手を伸ばすと、その手をグッとつかまれた。