「お前ら、いいな~。若くって」


え?


天使の彼、そう言うと……


厨房の中へ入ってしまった。


あれあれ?


彼も、若いよねぇ。


けど、私から見たらお兄さんって感じで


大人に見える。


……いくつなんだろ。


来栖くんを目の前にして、


また、天使の彼のことばかりを考えていた。