最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「なら、素直に教えな。……自分のモン、簡単に他人にやるなよな。

あれ、大切にしてたんだろ?」


「ですけど……」


「ここで出会えたのは、運命かな。

オレとまた会いたいって……もしかして思ってた?」


「えっ?」


突然の意外な言葉に驚き、彼を見上げる。


「あんたの言うように……あれが魔法のマフラーだとしたら、

あのマフラーが、またオレと会えるよう、引き合わせてくれた」


彼はニヤリと笑って、私の顔をのぞき込んでくる。