最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

グラスの乗ったトレーを近くの棚に置くと、私に近付いてくる。


「余計なこと詮索すんの、やめな」


彼は私の肩に片手を置き、壁に軽く押し付けた。


「せ……詮索だなんて」


ただ、私は気になっただけで。


聞いてどうするって言われると、困る。


けど、なんだか彼のことを、もっと知りたいって


本能で思ったっていうか……。


理由なんて、なくって。