最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

すごい勘違い。だけど、嬉しいから黙っとこーっと。


「この店のがいいんだって。なっ?」


嵐山カイトも訂正するでもなく、私に同意を求めてくる。


ココのマフラーが私たちを引き寄せてくれた……んだもんね。


「ハイ! 嵐山レッドさんが言うなら、間違いナイです」


なーんて言ってしまう。


「その役名で言われると……なんか違和感あるな。“カイト”って呼べる?」


ドキッ!


嵐山レッドは優しい瞳を私に向けて、そう言ってくれた。


ドキドキして、正面から目が見れないよ。


「……ハイ」


思わず目をそらし、マフラーの前に立った。