最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「こんにちは!」


「やっと来たな。待ってたぜ!」


嬉しそうに笑う嵐山レッドを見て、胸がキュンとなった。


昨日会ったばかりだけど、いつもはテレビの向こうの人だからね。


「さっそくだけど、こん中から好きなマフラー選んで」


「えっ?」


レッドは、店内に陳列されたマフラーを指さす。


「もう3月だしな、マフラーの在庫コレしかなくて。好きなんなかったら、他で探そう」


そう言って、レッドはニッコリと笑った。


「お前さ~、彼女にプレゼントすんのにわざわざウチの店で買わなくても……」


店員さんは苦笑い。


っていうか、“彼女”だって!