最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「いえ……」


あの後どうしたんだろう。女の人は、もう戻って来なかったんだよね。


知り合いでもないけど、彼のことが知りたくなってしまう。


モジモジしてると、彼はフッと笑った。


「今日、彼氏とデート?イブだもんなー」


「いえっ。違います!」


なぜか強く否定。自分でもよくわからないけど……。


「そーなんだ?じゃ、お互い寂しいイブか~」


なんて言って、私の目をじっと見て来た。


『お互い』っていう言葉に、ギュッと胸が痛む。