最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「…魔法のマフラー」


そう言って、ニヤリと笑う嵐山レッド。


「初めは半信半疑だったんですけど、私もあれから

マフラーつけてると、本当にいいコトがあって…」


「だろ?だから言ったのに。オレあの頃歌手目指しててな、あるオーディションの帰り…

オレのこと覚えててくれた事務所の人が、声かけてくれたんだ。

マフラーの色が珍しかったから、探し出せた…ってな」


そう言って、レッドはマフラーを私に見せた。


言われてみれば、ありきたりでない、ちょっと変わったカラーのマフラーかもしれない。


「けどな~…。変なのは、このマフラーずいぶん昔になくしたハズなのに

年末まで働いてた、カラオケの店のロッカーに入ってたんだよな」