最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

うわぁ…、なんだろ。この感じ。


ドクドクと、心臓が跳ね、苦しくなる。


サインペンを持つ手が震えちゃうよ…。


「このマフラー、オレの思い出の品」


「…えっ?」


顔を上げると、レッドが嬉しそうに笑っていた。


「高校ん時バイトしてた店に…毎日来る子がいたんだよな。

その子、毎日同じマフラー見てな、悩んでんだよ」


「えぇっ!!」


そっ…、それってもしかしてぇ。


「迷ってっからな、高いから悩んでんのかと思ってセールに出したら、

『白いマフラー、もう残ってないんですか?』って、


次の日、その子が半泣きでレジに来たんだよな」